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第3の存在 とは?
第3の存在 とは?
そもそも第三の存在とはなんでしょうか?
世の中には「第三者機関」というものが数多く存在しています。
例えば放送の世界には、「放送倫理機構」という第三者機関があるのをご存知ですか?
この組織の役割は、堅く言うと「放送による言論・表現の自由を確保
しながら、視聴者の基本的人権を擁護する」こと。
つまり、放送局のやりたいことを尊重しながら、視聴者である私たちが
いやな思いをするような番組を排除するという、なかなかに大変そうな
仕事を担っています。また、環境保全や、近年成長著しい福祉の分野でも、
第三者評価システムというものが機能しています。これらは、適正な
サービスや活動がなされているかを随時評価し、監視するという役割を持っています。
放送局と視聴者、サービス提供者とその受け手――利害関係にある両者の
どちらにも偏らない存在。第三者機関たるもの、その「中立性」こそが存在意義なのです。
あなたが過ごす毎日の、身近なところにも第三者的な活動はあります。
上司と仕事の進め方の違いでぶつかって険悪なムード。さりげなく間を
とりなしてくれる同じ課の先輩。
ちょっといい気分で終電間際、帰りの駅のホームで酔っ払いにからまれる。
カッときてあわや...というところで駆けつけて間に入る駅員さん。
ここでの先輩や駅員さんは、この状況下でのあなたと相手にとっては
第三者=中立的な存在です。
第三の存在は、第三の存在であるがゆえに、あなたと相手との間で
起こる利害関係や様々な問題を冷静に評価することができます。
あなたと相手では解決し得ない問題を解決。それどころか、あなたや
相手の言い分を中立的な立場で解釈して、中立的なメッセージを出すこともできます。
深夜のリビングでの夫婦喧嘩に目を覚ましてしまった愛娘は、
「パパ、ママ、どっちも好きだからケンカはやめて」と泣きながら訴える・・。
中立的な第三者の意見に、我に帰って笑顔を見せるあなたに、
しかし愛娘はこう言うかもしれない。
「パパもお仕事大変だけど、ママはもっと大変なの。ママには優しくしてあげて」
その幼い第三者に動かされ、あなたは敗北を思い知ります。
そして、「パーフェクトな中立」というものは果たして成立しうるのだろうか?という問いを胸にベッドに入ります。
となりでは、第三の存在を巻き込むことに成功した勝者が気持ち良さそうに寝息を立てています・・




