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真の影響力を発揮するために(8)
さて、「真の影響力を発揮するために」の章では、
「実体」に基づいたコミュニケーション戦略について述べてきました。
最後に、振り返ってまとめをさせていただきます。
・あらゆる情報戦略は実体なしには成り立たないこと。
・実体をしっかり作ることと、それを最大限に「巧く」伝える努力は
どちらも重要で、このバランスが大事であること。
・企業の実態である従業員の文化や風土、らしさを確立するためには、
外の世界(お客様や取引先や世の中)へのメッセージ発信と同様に、
内の世界(社内、組織内)におけるメッセージの共有が重要であること。
・しっかりとした実体があり、社内が一丸となって、
世の中に明確なメッセージが伝われば伝わるほど、
相手からの「期待」も明確化され、事業活動が活性化していくこと。
そして、日産自動車の「日産リバイバルプラン(NRP)」の事例を通して、
カルロスゴーン氏が行なったコミュニケーション戦略を解説しました。
ゴーン氏は、NRPの核である「コミットメント(必達目標)」を
実効させるために、まずブランドアイデンティティ(BI)の確立に取り組みました。
そうして3万人の社員全員が、同じNRPビジョンのもと、
「コミットメント」のプロセスを実直に推進した結果、
日産自動車は見事な業績回復を果たしたのです。




