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目に見えないことを強みにせよ6
見えないものを伝えることは、確かに難しいことです。
「百聞は一見にしかず」とばかり、ポンと目の前に出せるもののほうが、
てっとり早く相手の理解と評価を受けることができます。
しかし、それは同時に、
目に見えるものは簡単にそこで勝負が決まりやすい、
ということも意味しています。
その商品の見た目、機能、味、乗り心地、使い勝手...こうした要素は、
それをどう伝えていようと、商品を目の前に即座に判断が下ります。
それに対して、そもそも目に見えないサービスの多くは、
いくつかのサービスの複合体であったり、プロセスそのものであったり、
医師や専門家の属人的な要素であったりします。
このようにサービスの実体が固定的なものでないことは、
コミュニケーションの視点から考えると「強み」にもなりうるのです。
つまり、絶対的に存在してしまう商品と比べて、
「どう説明するか」「どう伝えるか」といったコミュニケーションの
やり方に幅があり、それだけ工夫できる余地も大きいのです。
もっと言ってしまうと、コミュニケーション戦略、広報戦略が、
顧客の獲得や競合相手との差別化に大きな役割を果たすことになるのです。




