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広報戦略の発想法

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目に見えないことを強みにせよ3

民主党は目に見えない「政策」のマーケティングに挑戦しました。
それが、2003年の「マニフェスト選挙」。
これと同じように、「目に見えない提供物の価値をどうやって伝えるか」
というテーマは、様々なところで形になり始めています。

東京大学は、2004年の3月、同大学の広報室副室長に
電通社員を登用すると発表。法人化に伴い、東大では広報室が
従来の事務組織の一部から役員会直属の組織となりました。
国の組織から独立して、より個性豊かな魅力ある大学を目指す――
そのためには、その大学がどんな特色を出そうとしているのか、
どんな研究をし、どんな教育を行っているのか、こうした「中身」を
今まで以上に積極的に世の中に情報発信していくこと、広報戦略が不可欠だからです。

 

同じように法人化された国立病院も同様です。
病院も、国立大学と同様、国から独立した組織としてしっかりした病院経営を行い、
「魅力ある病院」を目指していくことに変わりはありません。
そしてそのためには、病院が行う臨床研究や、提供物である「医療」という
サービスを、世の中に効果的に発信していかなければなりません。

 

「上手な病院選び」の方法がなかなか分からない、という患者の実情。
こうした患者の厳しい選択の目にさらされ、病院はその大きな役割のひとつを
「医療サービス」としてあらためて認識して、サービスの内容や患者にとっての
メリットを今まで以上に効果的に説明していく必要に迫られています。

 

世の中や「お客様」に対するコミュニケーションの重要性が高まっている業態は
他にもあります。大型化が進む弁護士事務所や会計事務所、
近年ますます細分化が進んでいるコンサルティングサービスの領域でも、
ますます顕著になっていくことが予想されています。

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