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広報戦略の発想法

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主役の世界をどうつくるか?

ここまでで言いたいことは、次の一言です。

『舞台設定がなにより重要!』

ビジネスの攻防を小説や映画になぞらえると、あなたや競合は全て登場人物に
過ぎません。第三者的に見ればみな平等なプレイヤーです。しかしそこに特定の
「物語」が生まれると、登場人物は主役、準主役、脇役、として認知されます。

そしてあなたは主役の座を射止めなくてはなりません。主役になるにはどうす
ればよいか?用意された舞台の主役を目指し、必死に「役作り」をするのも
良いでしょう。
しかしそれが全てでしょうか?

 

実は自分を変えて見せようとするよりも、自分が主役になれる舞台を新たに作り
だしたほうが早いかもしれません。

 

こうした「舞台設定」ともいえるコミュニケーション手法、広報戦略は、あなたの強みを
上手に伝えるための戦略です。こうした戦略には、以下のポイントが重要と
なります。

 

どういう舞台設定が可能なのか:世の中にウケるか?、競合に対抗できる
 ものか?

その舞台で主役をはれるか:そのカテゴリーで独自性、優位性を発揮できるのは
              自社や自社商品だけか?

舞台を名付けよ:その世界を明確に定義し、キャッチーに表現せよ

 

いかがでしょうか?


少し目の前の商品から視点を広げて、こうした発想でマーケティングや
コミュニケーションのアイデアを練ってみるのも良いでしょう。
特にあなたの企業や商品が、前述したようなニューカテゴリーにまつわる課題を
抱えているとしたら、なおさらです。

 

コナン・ドイルが送り出した名探偵シャーロックホームズは英国の英雄であり、
対してモーリス・ルブランが生み出した紳士怪盗アルセーヌ・ルパンはフラン
スの英雄です。両者ともそれぞれの物語世界では紛れもない主役であった。

 

しかし一度だけ例外があったのをご存知でしょうか?
ルブランが英国の英雄ホームズをルパンの世界に登場させ「ルパン対ホーム
ズ」を実現してしまったときです。アウェイのホームズは終始ルパンに翻弄さ
れます。
ホームズの推理力が鈍ったのか?いや当然そうではありません。
「紳士怪盗が主役の物語」に舞台が変わったからです。ルパンが活躍するように
できている舞台設定で、ホームズが主役になることは永遠にないのです。

 

おわかりでしょうか??舞台設定は重要さを・・・・。

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