『広報戦略を活用して、ブランドを構築する方法』を配布中。無くなり次第終了しますので、お早めに!
書籍紹介
広報戦略TOP > 広報戦略の発想法 > 「ニューカテゴリー」をめぐる悩み

「ニューカテゴリー」をめぐる悩み
ニューカテゴリー=新規市場を創り出すことはビジネスの王道ともいえ、
停滞した市場活性化には大いに寄与するわけですが、その発生に
よってややこしいことも起こりえます。
例えば、こんな感じです。
・絶対にニーズのある商売なのだが、新し過ぎて「なぜそれが必要なのか」
が、 なかなか分かってもらえない。
・全く新しいものなのに、競合の商品に埋もれて同一視され、一緒にされ
ている。
・良い商品を提供しているのだが、競合がニューカテゴリーを仕掛けてき
たことから一気に古臭いイメージがついてしまって、やりにくくなってし
まった。
こうして、新しいものを仕掛けたほうも、既存市場で仕掛けられたほうも、
叫びたいのはこの一言となります。
「分かってくれ!」
相手が人間である限り、その意識は常に相対的なものなのです。
今までの環境に慣れ親しんでいると、急に新しいものを目の前に出されて
もすぐには理解できません。
一方で新しいものに目がいくようになると、今までのものが急に古臭く
必要のないものに見えてきます。――これは人間の認知の習性とも言える
もので、商品・サービスの本来の価値とは別のところで起こることです。
あなたの商品が悪いわけではなく、それはイメージの問題であり、
もう少し専門的に言うと「パーセプション=ある対象の認知のしかた」
に過ぎないのです。
もちろん、「今までなかった!」ということだけを売りにしたような
陳腐なアイデア商品や(今までないのは誰も必要としなかったから)、
明らかに時代のニーズに取り残されたサービスは例外ですが。
しかし世の中には、本当に良いものなのにその新しさゆえに理解されなかっ
たり、逆に新参者にうまくやられて必要以上に注目を失ってしまっているようなケースが
少なくないのである。そして、それが消費者や社会のイメージの問題が多
分に関与している場合、つまりそれはコミュニケーションの工夫、広報戦略で影響を与え、
解決できるものなのです。




