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広報戦略の発想法

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「利用する」ではなく「巻き込む」 「お願い」ではなく「共感」

第三者の存在について調査し、趣旨を説明し、賛同を得て巻き込むことが
できればどうでしょう?営利的な活動としか解釈できなかったキャンペーンや
プロモーションも、中立性や信頼性を獲得し、あるいは社会的な意義も得て、
より生き生きとしたものになり、メディアも取り上げやすくなり、
結果的に波及効果を生むことになるでしょう。

「利用する」ではなく「巻き込む」、「お願い」ではなく「共感」
よく行われている手法として、企業イメージや商品イメージにマッチした
「有名人やタレントの起用」がありますが、これは全く別物です。

 

企業や広告代理店は、TVCMへの出演やキャンペーンのイメージキャラクター
としての「お仕事」を彼らに依頼しますが、失敗すると、旬なタレントの知名度
・好感度のみが重視され、商品との関連性などは二の次になります。

 

こうした場合、たしかにCMは注目されたり、発表会にTVメディアが
競い合って参加したりということが起こります。これ自体、悪いやり方では
ありません。特に予算に余裕があって、とにかくテレビでの露出を取りたい
ケースなどでは常套手段化しています。

 

しかし、本当に商品の良さを伝えたり、ブランドの価値を感じてもらったり、
活動の正当性を理解してもらいたいとしたら、単に有名人を利用するだけでは
その目的は達成できないでしょう。(※誤解のないように申し上げますが、
決して「有名人」が悪いのではありません。)

 

それには、主体企業とは一線を保つ中立的な存在が、「頼まれた仕事」として
ではなく、メッセージやテーマに「共感」して参画している、という図式が
不可欠なのです。そしてもちろん、それは真実の姿でなくてはなりません。

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